鈴井貴之著 ダメダメ人間 それでも走り続けた半世紀 感想

こちらも読み終わりました。
一作目よりはずんずん迫ってくるようなことはありません。始まってすぐ社長になりますから。

社長になるほんのちょっと前から始まって、前作を書き上げた経緯までが書かれています。ずっと登場していた「自己嫌悪」のことも。
私小説と書いていたとはいえ、自己嫌悪との会話はなんだか恐いものがありましたが、自分のことを書くための手段だとわかるとこれも鈴井さんの一部なんだなと恐くはなくなりました。

家族のこと、就職活動をしてみたこと、知らなかったことがたくさんありました。
大好きなサッカーの話はこの本の中では異色にも見えるほど楽しそうで、読んでいるだけでサッカー愛が伝わってきました。オクラホマの笑いの渦巻き起こそうぜエピソードがここでも出てくるとは(笑)

そして韓国留学。想像以上のことが起きていました。
国同士の問題。それが留学中に起きてしまったこと。やりきれないものがありました。

水曜どうでしょう、TEAM NACSの話ももちろん出てきます。
前作から人の名字は「H田」のように「イニシャル+残りの名字」で表されてましたが、一般人でないどうでしょう班とNACSもこの表記です。「O泉洋」の意味のなさったらありません。
呼び方はふざけてますが(笑)鈴井さんから見たそれぞれの人、番組に対する想いはちゃんとしたものです。特にO泉さんに対するものは読めてよかったです。

前作同様「CUEのキセキ」も読んでいると話が立体的になってより楽しめるのではないかと思います。